【保存版】パワハラ・モラハラで悩むあなたへ  軽度から重度までの解決策と心のケア

こんにちは、自然療法 治療家のシンジョウ🌺です。

これまで、数多くの方からモラハラやパワハラについての相談を受けてきました。多くの場合、クライアントさんは幼少期に受けた精神的虐待やモラハラの影響をいまだに引きずっています。一方で、加害者とされる親は、自分が酷いモラハラをしていたという自覚がないことが多く、「そんな酷いことはしていない」「よかれと思ってやったのに、何を言っているんだ」という反応が一般的です。

目次

パワハラとモラハラの共通点

基礎知識として、パワハラは職場や組織内で「権力」を利用し、相手に精神的な圧力を加える行為です。これは上司と部下など、権力の差がある関係で発生します。一方、モラハラ「道徳心や倫理観」を悪用し、家族やパートナーとの関係で相手を精神的に追い詰める嫌がらせです。

どちらも加害者が優位な立場であることを利用し、言葉や態度で相手を追い詰めることが共通しています。また、外見からは被害が見えにくく、精神的なダメージが長期にわたることも大きな特徴です。被害者自身が、自分が被害を受けていることに気づいていない場合も少なくありません。

パワハラ・モラハラの深刻度と解決法

苦しんでいる方へ、どのような解決策があるのか、軽度から重度に分けて考えてみましょう。

軽度(軽いモラハラやパワハラの状況)

状況
加害者に「やめてください」と伝えることでハラスメントが止まる段階です。相手が冗談半分で言動している場合や、悪意がなく相手を傷つけていることに気づいていないケースが多いです。この場合、加害者が自分の言動の問題に気づくことで、比較的容易に解決することができます。

具体例

職場で、上司が「ちょっと冗談だから」と言いながら部下のミスを繰り返し笑いのネタにしている。部下は不快に感じているが、上司はハラスメントだと認識していない。

友人同士で、「お前っていつも遅いな」「また失敗かよ」と軽くからかう発言を続けるが、言われた側は不快に感じている。言葉自体は軽いものの、積み重ねによってストレスが溜まっている。

解決策
「我慢すればいい」「その場をやり過ごせばいい」と思いがちな人は、表面的には冷静を保っているように見えても、内心で強い怒りや不満を感じていることがあります。この抑え込んだ感情が長引くと、不眠、自律神経失調症などなど、心や体に悪影響を及ぼすことがあります。

このような状況では、勇気を持って「やめてほしい」と伝えることが大切です。特に、相手が冗談や軽い言葉のつもりで発言している場合、正直に気持ちを伝えることで、相手に自分の言動の問題点を認識させ、関係の改善が期待できます。問題が軽度な段階で対処すれば、恨みを溜め込むことなく、より健康的な人間関係を保つことができます。

中度(少し深刻なモラハラやパワハラの状況)

状況
加害者に「やめてください」と直接訴えても、ハラスメント行為が止まらない段階です。この段階では、加害者が相手に対する優位性を利用して、繰り返し精神的な圧力をかけ続ける状況が見られます。たとえば、職場の上司が部下に対して、過度な指示や無理な要求を続けたり、親が子供に対して過剰なコントロールを行ったりするケースです。被害者が自分で解決しようとしても、加害者の態度が変わらないため、精神的な負担が大きくなり、さらに深刻な状況に発展する可能性があります。

具体例

上司が部下に対して、繰り返し過剰な業務量を押し付け、「君には無理だ」と能力を否定する発言をする。

親が子供の選択肢や自由を制限し、過度に期待を押し付けながら、子供を精神的にコントロールする。

解決策
この段階では、加害者に直接訴えるだけでは問題が解決しないため、周囲のサポートを求めることが重要です。具体的には、信頼できる上司や同僚、親族などに相談し、被害者を守ってくれる人を味方に引き込むことが有効です。職場であれば、上司のさらに上の上司に状況を報告し、適切な対応を求めることも考えられます。家庭内では、親族や信頼できる家族に相談して、加害者に対して影響を与える人物に仲介を依頼する方法が効果的です。

また、ハラスメントを記録することも重要です。具体的には、メールのやり取りや日々の出来事をメモしておくことで、状況を第三者に説明する際の証拠となります。

最終的に、内部での解決が難しいと判断した場合は、外部の相談機関(職場であれば人事部や労働組合、家庭の場合はカウンセラーや法律相談機関など)にサポートを求めることを検討しましょう。

重度(非常に深刻なモラハラやパワハラの状況)

状況
この段階では、加害者がハラスメント行為を一切止めないだけでなく、隠蔽もみ消しを図るケースが多くなります。被害者はすでに精神的・身体的に大きなダメージを受けており、自分で対処する力を失いつつある状況です。職場や家庭内でのサポートが全く得られず、孤立感を深めることがよくあります。たとえば、職場でのパワハラが組織ぐるみで隠蔽されたり、家庭内でのモラハラが親族全体で容認されるような場合がこれに該当します。

具体例

上司がパワハラを行い続け、それをさらに上の管理職や会社全体が黙認する。被害者は報復を恐れ、誰にも相談できない状況に追い込まれる。

家庭内で親が長年モラハラを続けており、家族全員が加害者をかばって被害者を責めるような状況。被害者は逃げ場がなく、精神的に疲弊している。

解決策
重度の状況では、内部での解決はほぼ不可能であり、外部の専門家や機関のサポートを必要とします。職場の場合は、労働基準監督署や弁護士に相談し、法的な措置を取ることが考えられます。家庭の場合も、カウンセリングや心理的支援が必要です。弁護士や法律相談機関を通じて、モラハラから自分を守るための具体的な行動を取ることが求められます。

また、すでに精神的・身体的な不調が現れている場合、専門的な医療サポートを受けることも重要です。カウンセリングを通じて、心身のケアを行いながら、長期的な回復を目指しましょう。

最も大切なのは、一人で抱え込まず、外部のサポートを積極的に求めることです。逃げることは決して弱さではなく、自分を守るために必要な選択です。早い段階で行動を起こすことで、被害を最小限に食い止めることができます。

最後に 

皆さんが抱えている悩みに対し、この情報が少しでも参考になれば幸いです。どうか一人で悩まず、必要なサポートを求めてください。

南の島の自然ケアサロンでは、自然療法とカウンセリングを通じて心身のケアを行っております。パワハラやストレスが心や体に及ぼす影響に対して、あなた自身の力を引き出すサポートをしています。ホリスティックなアプローチで、あなたの健やかな日々を取り戻すお手伝いをいたします。

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この記事を書いた人

自然療法セラピスト。
統合医療専門校で教育に携わり、自由が丘でサロンを運営。現在は沖縄を拠点に、インナーチャイルドやアダルトチルドレンによる「生きづらさ」「体調不良」を自然療法と対話でサポート。本来の自分を取り戻すお手伝いをしています。
南の島の自然ケアサロン 主催
元統合医療専門校講師
日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)


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