【FE2】ヤマハギ ─ 慎みと秘めた情熱

🌿 ファーイーストフラワーエッセンス(FE2)は、日本の風土と魂の記憶に根ざした、日本人のための花のエッセンスです。
繊細な心や感受性の強い方に深く共鳴し、抑圧された感情を静かに解きほぐしていきます。

秋の野や林の縁を歩いていて、ふと草かげから、淡い紅紫の小さな花がこちらをのぞくのを見たことがありますか?

それが――ヤマハギです。

派手に咲くことも、大きく自己主張することもない。
けれど、静かな佇まいの奥に、ほのかな火のような “秘めた情熱” を感じさせる花。

風に揺れながらも折れない細い枝。
一輪一輪は控えめでも、気づけばあたり一面に咲き広がっている不思議な力。

慎みの中にある強さ。
臆病さと、前に進みたいという願い。
その両方を抱えながら、少しずつ、確かに咲いていく――
ヤマハギは、そんな心の動きをそっと映し出す花です。

古来、万葉人がこの花に何度も歌を寄せたのは、華やかさとは違う “静かな情熱” をそこに見ていたからかもしれません。

前に出たいのに、出られない。
言葉にしたいのに、ためらってしまう。

その奥には、誰にも見せなかった熱がある。
ヤマハギは、その火をやさしく守り、もう一度灯す手助けをしてくれます。

ヤマハギ(山萩)基本情報

分類: マメ科ハギ属
学名: Lespedeza bicolor
分布: 北海道〜九州の草地・林縁に広く自生
開花期: 7〜9月
花の特徴: 1cmほどの小さな蝶形花。紅紫色。控えめで上品
姿: 根元から多数の細い枝を伸ばし、直立〜水平に広がる
文化: 秋の七草の「萩」はこのヤマハギが代表。万葉集に141首登場
果実: 11月頃に豆果が熟す。野鳥の貴重な餌となる
名前の由来: 古い株から新しい芽が出る「生え芽(はえき)」が転訛して「ハギ」に

FE2 ヤマハギ エッセンス

テーマ:内気・慎重・秘めた情熱

【不調和な状態】

トラウマから慎重になりすぎる。
自己表現が苦手。
繊細で、失敗や孤独を恐れる。
人前に出ると萎縮してしまう。

【調和した状態】

慎みの中に自分を表現できる。
秘めた情熱が自然に溢れ出る。
柔軟でしなやかな精神。
大胆さと謙虚さのバランスが整う。

ヤマハギがもたらす癒し

ヤマハギのエネルギーは、「慎重さ」と「情熱」の両方を尊重する」 花です。

無理に前へ押し出すのではなく、内側にある小さな火をそっと守りながら、“自分のペースで前へ進む勇気” を思い出させてくれる。

控えめであることは弱さではありません。
慎重さは、あなたが世界と向き合うための知恵。

ヤマハギは語りかけます。

「大丈夫。あなたの中には、まだ消えていない火がある。」

臆病さの奥にある強さを、そっと引き出してくれるエッセンスです。

参考文献】さらなる学びのために

花の象徴的な意味や、ファー・イースト・フラワーエッセンスについて詳しく知りたい方は、
下記の書籍またはフラワーエッセンス研究家 東昭史先生 の講座などをご活用ください。

ファー・イースト・フラワーエッセンスガイドブック

ファー・イースト・フラワーエッセンスの魅力

ファー・イースト・フラワーエッセンスの研究

季節のファー・イースト・フラワーエッセンス-ペーパーバックー

自然療法での【症例ケース】は以下からご覧いただけます。


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この記事を書いた人

自然療法セラピスト。
統合医療専門校で教育に携わり、自由が丘でサロンを運営。現在は沖縄を拠点に、インナーチャイルドやアダルトチルドレンによる「生きづらさ」「体調不良」を自然療法と対話でサポート。本来の自分を取り戻すお手伝いをしています。
南の島の自然ケアサロン 主催
元統合医療専門校講師
日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)


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