自然界には、鉱物や植物のように「形あるもの」だけでなく、光や気体、虹や祈りの言葉といった「目に見えない力」も存在します。
人々は古代より、天体の動きや虹の輝き、火や光の力を「神秘のしるし」として受けとめ、儀式や祈りの中に取り入れてきました。
ホメオパシーでは、こうした無形のエネルギーを希釈振盪によって情報化したレメディーがあり、「エネルギー由来レメディー」と呼ばれます。
これらは形や物質的な重さを持たないため、より象徴的で普遍的なテーマに関連づけられることが多いのが特徴です。
虹の光が「調和」や「統合」の象徴とされるように、エネルギーレメディーもまた、目には見えないけれど人の心や魂に響く領域を扱う存在といえるでしょう。


Rainbow(レインボー/虹)
虹は古来、神話や伝承で「天と地をつなぐ橋」とされてきました。多様な色彩は調和・統合の象徴です。
ホメオパシーでは全チャクラに作用してバランスを整えると考えられています。心の分裂や不調和を超えて、希望を象徴する場面に用いられることがあります。

Norito(祝詞/神道 ― 言霊レメディー)
神道に伝わる祈りの言葉。響きそのものが清めと調和を象徴します。
ホメオパシーでは「霊性を高め、自分の本質に立ち返るテーマ」に関連づけられることがあり、言霊レメディーとして扱われます。

Issai(一切成就の祓/神道 ― 言霊レメディー)
神道の祓詞に由来する言霊。滞りや汚れを祓い、清らかさを取り戻す象徴です。
ホメオパシーでは「不要なものを手放し、心身の浄化と再生を求める場面」に関連づけられ、言霊レメディーとされています。

Shingyo(般若心経/仏教 ― 言霊レメディー)
仏教の智慧を凝縮した経典の響き。「空(くう)」の思想に基づき、心の重荷を解き放つ象徴とされます。
ホメオパシーでは「執着を手放し、内的自由を感じるテーマ」に関連づけられ、言霊レメディーの一つとされています。