熱帯フルーツ『グアバ』にがん研究の新しい可能性 ― 自然から生まれる未来の薬

目次

はじめに ― 自然療法セラピストの視点から

自然療法セラピストのシンジョウ🌺です。日々、からだと心をむすぶ自然の力を探求しています。

もし、身近な果物の成分が未来のがん研究に役立つとしたら、どう感じますか?
がんは誰にとっても他人事ではなく、とりわけ『肝臓がん』は進行が比較的速く、治療の選択肢が限られることもあります。
ご家族やご友人を通して、その厳しい現実に触れた経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

そんな中で、「自然の中に答えがあるかもしれない」という研究成果がアメリカから届きました。

アメリカ・デラウェア大学の研究から

アメリカのデラウェア大学の研究チームは、熱帯フルーツ「グアバ」に含まれる特別な成分に注目しました。
彼らはその成分を化学的に合成することで、入手しやすく安定した方法で取り出すことに成功。
この成果は、肝臓がんをはじめとするがん研究に新しい可能性をもたらすと国際的に注目されています。

日本でも親しまれるグアバ

グアバは南国の果物というイメージがありますが、日本でも出会うことができます。


沖縄では「バンシルー」と呼ばれ、庭木として育てる家も多い身近なフルーツです。葉は「グアバ茶」または「バンシルー茶」として昔から飲まれてきました。
果実はジュースとしても流通しているので、私たちにとって決して遠い存在ではありません。

「研究の対象になっている果物が、実は身近にある」と知ると、少し親近感がわきますね。

自然と科学のつながり

自然の恵みから薬が生まれるのは、今回が初めてではありません。
ヤナギの樹皮からは「天然のアスピリン」と呼ばれる成分が見つかり、痛みや熱を和らげる薬へとつながりました。
イチイの木から抽出された成分は、現代の抗がん剤の開発に応用されています。

自然界には、人類の健康を支える知恵が数多く隠されており、それを科学が受け取り、現代医療へとつなげてきました。

未来への希望

もちろん、臨床応用までは長い道のりがあります。
けれども、この発見は「自然の力がまだまだ人間を助けてくれる」という大きな希望を与えてくれます。

自然の知恵を科学が受け取り、人の命を支える薬へと育てていく。
その過程そのものが、未来をひらく大切な道筋なのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

自然療法セラピスト。
統合医療専門校で教育に携わり、自由が丘でサロンを運営。現在は沖縄を拠点に、インナーチャイルドやアダルトチルドレンによる「生きづらさ」「体調不良」を自然療法と対話でサポート。本来の自分を取り戻すお手伝いをしています。
南の島の自然ケアサロン 主催
元統合医療専門校講師
日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)


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