【FE2】フヨウ(芙蓉) ─ 自分の愛を拒まれた悲しみ、切なさ

🌿 ファーイーストフラワーエッセンス(FE2)は、日本の花々の生命エネルギーを転写した、日本人の繊細な感受性に寄り添う自然療法です。
感受性が豊かで、心の内側に深く響く方に特に共鳴します。

目次

フヨウ(芙蓉)という花

まず、花を見てください。

フヨウの花を見て、あなたはどんな印象を受けますか?
そのやわらかな花びらに惹かれますか?
それとも、どこか近づきがたい、強さのようなものを感じますか?

もし、心の奥に“ざわめき”を覚えたなら、
それはこの花があなたの中の愛・悲しみ・女性性
静かに触れたサインかもしれません。

フヨウ(芙蓉)

  • 分類:アオイ科 フヨウ属
  • 開花期間:8月〜10月
  • 花の性質:一日花(朝に咲き、夕方にはしぼむ)
  • 特徴:夏の終わりから秋にかけて、次々と大輪の花を咲かせる
  • 花色:白・淡紅・桃・朱など。気温が下がると淡くなる

フヨウの花言葉には「繊細な美」「しとやか」という意味があります。
朝に咲いて夕方にはしぼむ一日花であることから、その儚さや、淡くやわらかな印象の中にある気高さが、そう呼ばれるようになったのでしょう。

フヨウは、夏と秋のあいだをつなぐ花。
朝に静かに咲き、午後にはしぼむ――短い命ながらも、毎日のように新しい花を咲かせ続けます。

その姿は、「終わりの中に再生はある」という
自然のリズムを体現しているかのようです。
淡く消えていく花のように、
悲しみの奥にも“やさしい美”が宿っていることを教えてくれます。

スイフヨウ(酔芙蓉)─ 感情のグラデーション

フヨウの変種であるスイフヨウ(酔芙蓉)は、朝は白く、昼には淡い桃色、夕方には紅へと変化します。

この色の変化は、赤い色素「アントシアニン」が
開花後にゆっくりと生成されるという植物的な特性によるもの。

つまり――愛と情熱(=温度)によって花は色づくのです。

朝の白は“無垢な心”。
昼の桃は“愛することへの目覚め”。
夕方の紅は、“愛を知った者だけがもつ深い情熱と痛み”。

スイフヨウは、時間とともに深まる感情の成熟を映し出す花。
女性性の成長、愛の変化、そして「受け入れる強さ」を教えてくれます。

FE2 フヨウ(芙蓉)エッセンス

キーワード:信頼・恋愛・受容
対応チャクラ:第4チャクラ(アナーハタ/ハート)
関連テーマ:悲しみ・インナーチャイルド・トラウマ・女性性の癒し

不調和な状態

  • 自己否定、拒絶体験、性的トラウマ
  • 愛されることへの恐れ、親密さへの抵抗
  • 傷つくのを避け、心を閉ざしてしまう

調和した状態

  • 傷つくことを恐れずにハートを開き続ける
  • 愛されること・愛することを等しく受け入れる
  • 女性的なやさしさ・包容力・感受性を取り戻す

フヨウがもたらす癒し

「拒まれた愛」「失われた信頼」から立ち上がる力

女性としてのやさしさ・感受性を再び表現する勇気

傷ついてもなお人を愛する、しなやかな心

胸(ハート)の緊張がゆるみ、呼吸が深くなる体感

フヨウは、愛と痛みのあいだに橋をかける花です。
過去の拒絶や悲しみを“終わり”ではなく“始まり”として見つめ直すとき、あなたの中の女性性は、再び咲き始めるでしょう。

関連するFE2エッセンス

  • 💧 ヤマブキ ─ 別れの悲しみを包み込む
  • 🌾 ママコノシリヌグイ ─ 母との痛みを超えて
  • 🌸 ノイバラ ─ 自己否定から自己愛へ
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この記事を書いた人

自然療法セラピスト。
統合医療専門校で教育に携わり、自由が丘でサロンを運営。現在は沖縄を拠点に、インナーチャイルドやアダルトチルドレンによる「生きづらさ」「体調不良」を自然療法と対話でサポート。本来の自分を取り戻すお手伝いをしています。
南の島の自然ケアサロン 主催
元統合医療専門校講師
日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)


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