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【人間アレルギー②】花粉症と「心のアレルギー」の共通点とは?!

コラム

自然療法家のシンジョウ🌺です。

今回は前回の続きです。

前回は「人間アレルギー」を発症すると、最初は親しみを感じていた相手であっても、ささいな出来事がきっかけで、不快で許せない存在に変わる。姿をみたり、声を聞いたりするだけで怒りがこみ上げ、相手を連想させるものに嫌悪感を感じ、心がかきむしられるようになるというお話でした。

今回は、心のアレルギー反応である「人間アレルギー」は、カラダのアレルギー反応である「花粉症」と同じような仕組みで働いているというお話です。

話しは変わりますが、あなたは花粉症ですか?

今年はスギ花粉の飛散が多い年。辛い辛いという声を多く聴きます。

今年から発症したという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

スギ花粉の飛散量が多い年に、初めて「花粉症」を発症する人が多い事が知られています。

春は変化の季節。入学、卒業、進級、転職、転勤といった春の変化は、不安というストレスを生み出します。そんなストレスを感じている早春、大量のスギ花粉が周りを取り囲めば、カラダはスギ花粉を有害な「異物」と認識し過剰反応するようになります。

スギ花粉に「異物認定」が下されると、それ以降カラダはごく微量のスギ花粉であっても目が赤くなったり、クシャミ、鼻水が止まらないなどの過剰反応が起きるようになります。

心のアレルギー反応

これと同じように、子ども時代に、誰かがあなたを否定する言葉で突き刺し、傷つけられたような過去があったり、失敗して助けて欲しい時に「何てお前は何て馬鹿なんだ・・・」と責め立てられてばかりいたり、「だから言ったじゃないか・・・」「お前が悪いんだから・・・」と突き放すような態度や心無い言葉ばかり浴びせられていたのなら、その時に言われた言葉は今でも「心のアレルゲン」となっているだけでなく、相手の存在そのものが「異物認定」されており「人間アレルギー」を発症している可能性があります。

支配的な父親や母親に押さえつけられ育った子どもが大きくなり会社に入ると上司に認めてもらいたい気持ちと同時に強い欲求不満を感じやすくなります。

幼い頃、父親は自分よりも長男をひいきしたと感じていた男性(次男や三男坊)が会社に入ると、同僚への競争心ライバル意識が強く、上司や社長に認めてもらいたい気持ちが人一倍強くなります。

そして上司や社長の言葉や態度に過剰反応し、自分は評価が低いのではないか?軽くあつかわれたのではないか?と人一倍苦しむ事になる。

上昇志向の高い女性だった場合、男性への競争心や対抗意識を持ちやすく、女性への不公平感に過敏になり、イライラする事が多くなるでしょう。

まとめると、子供時代に親子関係の間で「人間アレルギー」の種はまかれ、発症すると「異物認定」された父親や母親、兄妹を感じさせるものに強い嫌悪感を感じるようになる

つまり、大きくなって社会にでても目の前にいる相手を見て、現実の相手を感じているのではなく、とらわれた心がつくりだす「色めがね」を通して相手を見て、相手を感じているのです。

このような傾向を古代の日本人も熟知しており「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ということわざとして後世に伝えてきました。

人生を豊かにするには、自分の人間アレルギーに気づき、心の健康を取り戻す事です。

「南の島の自然療法院」では、自然療法とカウンセリングを通して、心の健康を取り戻したいあなたに伴走しております。


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