―「守る」という知恵をもつ薬草 ―
「マーシュマロウ」と聞いて、ふわふわした白いお菓子を思い浮かべる方も多いかもしれません。
実はマシュマロの名前の由来は、この植物 マーシュマロウ にあります。
かつてマシュマロは、マーシュマロウの根に含まれる粘り気のある成分を利用し、喉の不調をやわらげるための“薬用菓子”として作られていました。
刺激を抑え込むのではなく、やさしく包み、守る。アルセア・オフィシナリスは、そんな発想で使われてきた薬草です。

基本情報(統一フォーマット)
- 学名:Althaea officinalis
- 和名:ウスベニタチアオイ(薄紅立葵)
- 英名:Marsh mallow
- 科名:アオイ科
- 植物の特徴:耐寒性の多年草
- 主な薬用部位:根、葉
植物としての特徴
マーシュマロウは、湿地や川辺など、やや湿り気のある土地に自生する植物です。
この植物の最大の特徴は、根や葉に豊富に含まれる粘液質。この粘液質は、乾燥や刺激を受けやすい部分をやさしく覆い、外部からの刺激を和らげる性質をもっています。

伝統的な使われ方(ハーブとして)
マーシュマロウは、古くから粘膜をいたわり、落ち着かせる目的で用いられてきました。
伝統的に知られている利用の方向性は、次のようなものです。
- 喉や口内の違和感
- 乾燥や刺激によるヒリヒリ感
- 粘膜をやさしく保護したいとき
ハーブティーやシロップ、マウスケアなど、「症状を抑える」のではなく「刺激から守る」という考え方で使われてきた植物です。
マザーチンクチャー(MT)としての位置づけ

アルセア・オフィシナリスのマザーチンクチャー(MT)は、体に強く働きかけるためのものではなく、刺激を受けて荒れやすくなっている部分を、やさしく保護するという視点で用いられてきました。
乾燥や摩擦、外からの刺激によって、
- 喉が乾いてヒリつく
- 飲み込むと違和感がある
- 空気や声の振動がしみる感じ
- 触れると違和感がある
- 乾いてつっぱる感覚がある
といった、粘膜が敏感になっている状態のときに、落ち着きを取り戻すための土台を支える植物です
※ 事典としての注意
- 本ページは、植物の伝統的な利用や一般的な特徴を紹介するものです
- 医療行為や治療を目的としたものではありません
- 体調や使用に不安がある場合は、専門家または医療機関にご相談ください
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