ママコノシリヌグイという花
まず、この花を見て、あなたはどんな印象を受けましたか?
薄いピンクと白が混ざりあい、金平糖のような小さな花。
やさしい色合いに惹かれますか。
それとも、どこか儚く、守ってあげたくなるような気持ちになりますか。
もし心の奥に、かすかな痛みやざわめきを感じたなら、
それは、この植物が、あなたの中の傷ついた記憶や、守ろうとしてきた心に触れているサインかもしれません。
愛らしい花とは対照的に、この植物の茎には鋭い棘がびっしりと並んでいます。
近づけば痛みを感じる。
けれど、離れて見れば可憐で美しい。
その姿はどこか、傷つきながらも生きてきた人の心に重なります。

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)
分類:タデ科イヌタデ属(一年草)
分布:北海道〜本州・四国・九州・沖縄(日本全国)
生育環境:湿り気のある草地、田んぼの畔、河川敷、道ばたなど
開花期:5月〜10月頃
花の特徴:直径数ミリの小花が10個前後集まり、淡いピンク〜白色の球状に咲く
草丈:つる状に伸び、他の植物に絡みながら成長する
茎の特徴:細い茎に下向きの鋭い棘が密生し、触れると引っかかる
名前の由来:
棘の多い茎や葉から「継子の尻を拭くほど痛い」という連想で名付けられたとされる。
「継子」という言葉の意味
「継子(ままこ)」とは、再婚した相手が以前の配偶者との間にもうけた子ども。つまり 連れ子 を指す言葉です。
つまり、継母(ままはは)から言えば血縁を持たない子ども。

トイレットペーパーがまだ存在しなかった時代、
人々は用を足したあと、葉や草を使ってお尻を拭いていました。
ママコノシリヌグイという名は、「継母が継子のお尻を棘のある葉で拭いたら痛いだろう」という想像から生まれたと伝えられています。
あまりにも残酷で、胸が痛む由来。
けれどこの名前には、人間社会に古くから存在してきた守られなかった子どもの物語が投影されているのかもしれません。

人の物語と象徴
継母と継子の問題は、世界中の物語の中に繰り返し現れます。
シンデレラのように、傷ついた子どもが最後に救われる物語もあれば、語られないまま終わる痛みもあります。
この花の名は、人間社会に古くから存在してきた
「虐げられた存在の記憶」を象徴しているとも言えるでしょう。
しかし植物そのものは、恨みも怒りも持っていません。ただ、棘をまといながら、静かに花を咲かせています。それは、傷ついた心が、自分を守るために殻を作る姿を思わせるのです。

FE2 ママコノシリヌグイ エッセンス

【キーワード】
閉ざされた心、心の支え、虐げられた体験
【不調和な状態】
家庭内、特に母親から受けた虐待によるトラウマ。インナーチャイルドの問題。不安感。他人との接触を恐れる。心を閉ざす。心の支えを欠く。
【調和した状態】
涙を流して過去の深い悲しみを解放する。自分の内面を見つめて統合する。
ママコノシリヌグイがもたらす癒し
このエッセンスは、心の奥にしまわれた悲しみに触れます。
「守ってくれる人がいなかった」
「愛された記憶が少ない」
「誰も信じられない」
そんな感覚を抱えているとき、心は棘のように閉じてしまいます。

けれど、棘は本来、自分を守るためのもの。
ママコノシリヌグイは、その防御を責めるのではなく、安全な場所で少しずつ緩めていくことを助けます。
涙が流れることもあります。
感情が動くこともあります。
それは、回復が始まったサイン。
そして、棘の奥にあった本来のやわらかさを思い出させてくれるのです。

【参考文献】さらなる学びのために
花の象徴的な意味や、ファー・イースト・フラワーエッセンスについて詳しく知りたい方は、
下記の書籍またはフラワーエッセンス研究家 東昭史先生 の講座などをご活用ください。
植物がそっと心を整えてくれるように、あなた自身の感情や身体にも、同じリズムがあります。
もし今、心や体が乱れを伝えてきているなら、その声を丁寧に聴く時間をつくってみませんか。
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