🌿 ファーイーストフラワーエッセンス(FE2)は、日本の風土と魂の記憶に根ざした、日本人のための花のエッセンスです。
繊細な心や感受性の強い方に深く共鳴し、抑圧された感情を静かに解きほぐしていきます。

寒い冬の林の中、
深い緑の葉のあいだから、ふっと灯りのように赤い花を咲かせる木を見たことがありますか?
それが――ヤブツバキです。
静けさの季節に、あえて声高に咲かない花。
雪や風にたじろぐことなく、凛として、必要なだけの光だけを受け取り、ひっそりと美をたたえる。
そのたたずまいは、装いを脱ぎ、芯だけが残ったときに立ち現れる“本当の強さ”を思い出させます。
華やかさよりも、静けさの中にある力。
誰かのために咲くのではなく、
自分の内側から花をひらく――
その姿は、成熟した女性の静かな美しさを映し出しています。
茶席では「茶花の女王」として冬の床の間を清め、
日常では髪に椿油を差すように、そっと心に艶を戻してくれる。
求めず、誇らず、ただ自分のリズムで咲く。
ヤブツバキは、そんな“内に宿る美”のあり方を静かに教えてくれる花です。
ヤブツバキ(藪椿)基本情報
分類:ツバキ科ツバキ属
分布:本州(青森県夏泊半島が北限)~四国・九州・沖縄
開花期:10月〜4月
花の特徴:直径5〜7cm。赤。花弁は筒状で全開せず、静かな印象。
花言葉:「気取らない優美さ」「控えめな美点」
別名:山椿・本椿
利用:果実から椿油を採取し、髪や肌を守る美容油として使用。茶花としても珍重される。
受粉:主にメジロなどの鳥によって行われる。
文化的背景:茶の湯の冬の花として“茶花の女王”と呼ばれ、
「控えめな美しさ」「内なる力」「女性の凛とした強さ」の象徴とされる。
FE2 ヤブツバキ エッセンス

テーマ:母性・美しさ
分類:ツバキ科ツバキ属
【不調和な状態】
自分の肉体を嫌悪。女性の否定的な面が目につく。
作られた女性像を鵜呑みにする。女性的な本能を否定。
男性への不信感。
【調和した状態】
傷ついた内なる女性の癒し。母性に目覚める。
女神や大地母神のイメージ。落ち着いた大人の女性。
充実したパートナーシップ。
ヤブツバキがもたらす癒し

ヤブツバキは、“強く優しい女性性”の象徴。
そのエネルギーは、外へ向かう華やかさではなく、
内側から静かに咲く力を思い出させてくれます。
社会の中で「女性とはこうあるべき」と教えられてきた型をやさしく溶かし、本来のあなたのペースで生きる余白を与えてくれます。
誰かのために咲くのではなく、
自分の内側から静かに花を開く――
それが、この花が教えてくれる“女性の美しさ”です。

【参考文献】さらなる学びのために
花の象徴的な意味や、ファー・イースト・フラワーエッセンスについて詳しく知りたい方は、
下記の書籍またはフラワーエッセンス研究家 東昭史先生 の講座などをご活用ください。
自然療法での【症例ケース】は以下からご覧いただけます。
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