人といることが苦手。話すことはもっと苦手。
「こんな奴が入ってきて」とか「話がつまらない」と思われているのではないか。
顔が引きつってしまうこともある。家に帰ると、疲れで何もしたくない。
「自分には価値がある」という感覚が低い人は、他人が自分を好ましく思っているのか疑っているので、つねに不安です。
これは「あなたの性格」というより、子どもの頃に親子関係で身に着けた「思い癖」からきたものです。
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幼いころ、親から受け入れられ、愛されていると感じた子どもは「自分は、そのまま、ココにいるだけで、喜ばれるんだ」と感じています。
その感覚は、大人になっても心の中に残り続け
「他人は、きっと私を喜んでくれる」
「私はきっと守られる」
「私は、きっと、きっと、大丈夫!」
と根拠がなくても、生きる事への安心感や信頼感を感じられるのです。
だから、人が恐いと感じないし、他人に傷つけられたとしても心の傷はすぐに回復して、新たな人間関係の中で未来に進んでいくことができます。
一方、子どもの頃の親子関係で「私は重荷になっている」と感じた人は、家庭の中で安心感を得られません。
子どもが安心できなかった原因は、何か特別な事があったからではありません。
夫婦仲が悪く、母親が子どものやることなすことにあたったり、眉間にしわを寄せてイライラしながら子育てしていた。
父親に怒られて家の外に追い出されたなど、どこにでもある細やかな出来事の中で、
子どもが「私は重荷になっている」と感じたのです。
「私は重荷になっている」という感覚は、大人になっても心の中に残り続け
「他人は、きっと私をうとましく感じているに違いない」
「素の自分をだしたら、きっと突き放される」
「きっと、きっと、悪いことが起こる!」
と根拠もないのに、他人との関係で不安を感じ、つねに生きる事への不安や孤独を感じるようになります。
自分の中の不安を隠すために、過剰に礼儀正しくふるまったり、自分の気持ちがわからなくなっている場合もあります。
あなたは「きっと大丈夫」タイプですか、それとも「きっと、悪いことが起こる」タイプですか?
「きっと突き放される、きっと悪いことが起こる」と感じる方は、性格というより、子どもの頃に親子関係で身に着けた「思い癖」からきたものです。
その「思いの癖」を手放すには、過去を振り返り、心の中に自分自身が「自分の存在を肯定する」する癖に変えることが大切です。
心と体の不調に寄り添い、自然の力で根本からの改善をサポートします。お一人で悩まずに、まずはお気軽にご相談ください。
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