こんにちは。自然療法セラピストのシンジョウ🌺です。
これまで多くのご相談を受けてきた中で、いわゆる“霊的な体験”に悩まれている方にも数多く出会ってきました。私自身も、霊的に繊細なところがあり、さまざまな不思議な体験を経て、ここにたどり着いています。
「黒い影が見える」「誰かが語りかけてくる」――
こうした体験は、たしかに霊的な現象として否定できないものもあります。
けれど今回は、少し違う視点でこのテーマを取り上げてみたいと思います。
霊からのメッセージではなく、自分の無意識に抑圧された感情や記憶が、“霊の声”という形で表れることがあるという視点をお伝えするものです。
“霊の声”に聞こえるものの正体とは?

幼い頃に、愛されたいのに愛されなかった
→ 「私は特別にならなきゃ」「私には大きな役割がある」と思い込む
→ そう信じることで、自分の存在価値を見出そうとする
→ 「あなたには使命がある」「選ばれた存在だ」といった声を、“霊的な啓示”と感じるようになる
~ある男性のストーリー~
物心ついた時から親の愛情を感じられず、孤独の中で育った男性。
「見返してやりたい」という思いから、“特別な存在である自分”を信じるようになり、ある時期から「あなたは選ばれた存在だ」といった声を聞くように。
あのとき聞こえた「選ばれし者」のような言葉は、実は、愛されなかった自分が“生きていい理由”を必死に探し求めた、心の奥の声だったと気づくのです。


本当は甘えたかったのに甘えられなかった
→ 「大丈夫、大丈夫…」という声が、どこからか聞こえる
→ それは本当は「安心させてほしかった」自分の内なる声
→ 「天使が励ましてくれている」と感じることも
~ある女性のストーリー~
「泣かないで」「我慢しなさい」と育てられた女性は、どこかで「甘えてはいけない」と信じ込んでいました。
ある日、何かに包まれるような感覚とともに、「大丈夫、大丈夫…」という声が聞こえた彼女。
それは“天使の声”に思えましたが、実は「自分がかけてほしかった言葉」だったのです。


兄弟と比べられ、否定されて育った
→ 「私はダメだ」「無力だ」「でも見返したい」という思い
→ 怒りや悲しみが、「誰かが見張っている」「邪霊に取り憑かれている」といった体感として現れることも
~ある男性のストーリー~
弟ばかり可愛がられ、「お前は何をやってもダメだ」と言われて育った男性。何かあるたびに「誰かが自分を見ている」「悪意を感じる」という感覚が続きました。
相談会を通じて、それは「自分の怒りと無力感が形を変えて現れた体感」だったことに気づいていきます。
※これらの感覚は、統合失調症の幻聴や妄想に似ることもありますが、必ずしも病気とは限りません。
近年のトラウマ研究では、幼少期の強いストレスや愛着の傷が、霊的体験のように現れることがあるとされています。

親に感情を否定されて育った
→ 「怒ってはいけない」「悲しんではいけない」と感じて育つ
→ 感情を封じた結果、胸の重さや不安感が「霊に憑かれている」「呪われている」と感じることも
~ある女性のストーリー~
「泣いても無駄」「怒るなんてみっともない」と言われ続けた彼女は、大人になっても感情をうまく感じられず、常に胸が重く不安定でした。
あるとき、霊能者に「呪いを受けている」と言われ、強く納得したものの、後にそれは「抑圧された怒りと悲しみの感覚」だと気づいていきます。

霊のせいにする前に、自分の声に耳を澄ませてみる
「見える」「聞こえる」「感じる」―― これらの体験がすべて霊的なものとは限りません。
ときにはそれが、「気づいてほしかった」「助けてほしかった」インナーチャイルドの叫びであることもあるのです。
もちろん、本物の霊的な現象やメッセージである場合もあり、この両方が混ざっている事もあるでしょう。
けれど、心の整理ができていないときこそ、そうした現象に翻弄されやすくなります。
霊的現象に過敏になり過ぎたり、高価な壺や印鑑などを売ろうとする宗教団体や霊能者の言葉をそのまま信じすぎて、不安や依存を深める前に――
ぜひ、「自分の心に耳を傾けること」からはじめてみてください。
あなたに必要なのは「祓う」ことよりも、自分の奥にある声に「気づく」ことなのかもしれません。
もし、「これって自分にも当てはまるかも…」と感じた方は、ぜひ一度、心と向き合う時間を持ってみませんか?
相談会では、こうした“霊的に思える体験”の背景にある感情や記憶を、一緒にていねいに見つめ、紐解いていくサポートをしています。
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