こんにちは、自然療法士のシンジョウ🌺です。
現代では、不妊、障害を持った子どもの出産が増えています。
妊娠・出産は人知を超えたものですので、出産や健康な子どもを授かる事だけが良いという事ではありません。
出産できない事。障害を持った子どもを授かる事にも意味があるはずです。
とはいえ、女性は、妊娠前からカラダに蓄積した毒物、劇物が胎児にいかないよう、解毒を推し進める事がとても重要です。
女性に蓄積した有害物質の解毒法
妊娠した女性の血液、栄養が胎児へと送られます。
胎盤には胎児に有害なものをブロックする働きがありますが、完璧ではありません。
妊娠中の母親が飲んだアルコール、タバコのニコチンはもちろん、薬の成分、水銀など、
胎盤に設けられたバリアを突破してしまい、胎児に届いてしまう有害物質は数多くあります。
出産後、へその緒から様々な化学物質や有害物質が検出されているのは、この事を証明しています。
女性のカラダに蓄積した有害物質を解毒するには、以下のようなものがあります。
1.必須ミネラルの接種
あなたは、あなたの食べた「もの」でできている。
解毒には必須ミネラルが必要不可欠です。食欲もあるし、3食食べているから大丈夫と思う方もいるでしょう。でも、スーパーで売っている加工食品には、必須ミネラルやビタミンの多くが失われています。できるだけ加工食品を控え質素でも自炊生活にする事。食材は、自然農やオーガニック、無農薬など、できるだけ、安心安全な食材を選びましょう。
また、現代の野菜は、昔より栄養素が少なくなっている事が知られています。少し多めにとる必要があるのです。野菜やフルーツのスムージーは、多くのビタミンを補給でき、デトックスにも有効です。
2.肝臓、腎臓の機能を高める
解毒の臓器が弱ければデトックス効果は弱いものとなります。そんな時はハーブ療法が有効です。
自然療法士の私はマザーチンクチャーと呼ばれる薬草酒を使っています。出産前に母体をきれいにするマザーチンクチャーを1つだけ選ぶのであれば肝機能を強化する以下のハーブがよいでしょう。
カーディアス・マリアナス
この植物は肝臓に働きを強化する特徴がありあす。シリマリンという成分が含まれ、肝障害の回復や疾患の予防に有用である事が科学的に立証されています。シリマリンは毒物の解毒に重要な肝臓内のグルタチオン値を上昇させる働きがあります。
3.ホメオパシーによるデトックス
ホメオパシーで使用する砂糖玉はレメディーと呼ばれます。毒物を使う場合もあり危険を感じる方もいるかもしれませんが、天文学的に叩いて薄めてを繰り返しているので毒の成分は1分子も含まれていません。この製造方法は希釈震盪(きしゃくしんとう)と呼ばれ、ホメオパシー独自のものです。
使い方により効果は違ってきますが、デトックスを目的に使用した際には、汗が臭くなったり、発疹がでたり、口に昔吸っていたタバコや薬の味がしたりする事があり、継続した後に体調の改善を自覚できる方もおります。
このような症状は「浄化のプロセス」と考えられ「好転反応」と呼ぶことがあります。
我々の肉体に宿る生命(見えない霊的なエネルギー体)が、あたかも毒物が入ったきたと錯覚し、早急に肉体に蓄積した毒物の解毒を推し進めると考えられております。
母体の汚染に関係する主な重金属・化学物質とホメオパシー的デトックス
( )内はホメオパシー・レメディーの名称です。
*水銀(Merc.)
ワクチン、銀歯(アマルガム)、大型の魚(マグロ、深海魚など)などから人体に入り蓄積する。
妊婦が摂取しすぎると胎児の発達遅延、脳・神経にダメージを与え運動能力やIQ低下の可能性が指摘されている。
*鉛(Plb.)
かつてガソリンには添加物として鉛が入れらたため排気ガスを通して大気中に放出された。また、古い水道管は鉛が使われている。環境中に放出された鉛は空気や水、食品を通して人体に入り蓄積する。
胎児が鉛の影響を受けるほど出生時の体重が低い傾向にあるとする研究がある。
子どもの場合、少量の鉛でも知能指数低下、神経障害の可能性がある。
注意欠陥・多動性障害 (ADHD) との関連が指摘されている。
*カドミウム(Cadm.)
日本人は米を通したカドミウム摂取の割合が最も多い。
タバコの煙には多くのカドミウムが含まれるため、喫煙する人はカドミウム摂取量が多くなる。
体内に吸収されると腎臓に機能障害を引き起こす。妊婦の血中カドミウム濃度が高いと出生時の体重が少なくなる傾向。
*スズ(Stann.)
かつてトリブチルスズは農薬として使用された。その他、船の底の塗料に混ぜて生物が付着するのを防ぐために使われ、海洋生物の生殖器に異常が発生した。
内分泌撹乱物質 (環境ホルモン)。人間の脂肪細胞の成長を促す遺伝子を刺激し肥満をひきおこす。
*ダイオキシン(Diox.)
焼却炉にて発生する大気汚染物質。100%の割合で現代人の血中から検出される。内分泌撹乱物質 (環境ホルモン)。ベトナム戦争では枯葉剤として散布され、死産、流産、奇形の発症率の増加した事で知られている。
*PCB(PCB.)
かつて変圧器やコンデンサーの絶縁油として使用された化学物質。
100%の割合で現代人の血中から検出される。ヒトの脂肪に蓄積。内分泌撹乱物質 (環境ホルモン)。
かつて食用油に混入し、摂取した人や胎児に障害を起こした「カネミ油症事件」が有名。
*DDT(DDT.)
日本では、かつて使われていた殺虫剤、農薬(海外では現在でも使用されている)。内分泌撹乱物質 (環境ホルモン)。発がん性物質。
かつて、アメリカでは大量の化学物質が農薬として散布され鳥や魚介類が大きな被害を受けました。1962年に発刊されたレイチェル・カーソンの「沈黙の春」では、DDTなどの化学物質が生物を死滅させるだけでなく、食物連鎖を通してしだいに人体に濃縮されていく事を告発し、世界中に大きな衝撃を与えました。
その後も、様々な化学物質が開発され環境中に放出されました。自然界という大宇宙は、人体という小宇宙と対の関係にあります。現代人の体の中では、様々な化学物質や重金属の入り混じった「複合汚染」が起きていると指摘する声もあります。
健康な子どもに育ってほしい。そう望む気持ちは人間だけでなく、動物も同じです。
鳥や動物たちが子育てする環境は守られているか。そんな温かい眼差しを取り戻す事が、巡り巡って人類に真の豊かさをもたらす。それがレイチェル・カーソンが伝えたい本当のメッセージなのかもしれません。
不妊の主な原因 不妊の原因は、体質や食生活などによって個々人で異なっております。 自然療法士の観点でとらえると、主に以下のような原因が考えられます。 *妊娠に適さない食生活(現代型栄養失調) *食べても、カラダが栄養素を吸収できていない(胃弱・腸弱) *吸収した栄養素が漏れ出ている(虚弱体質) *自分の自覚できない無意識では「本当は、子どもなんて欲しくない」(インナーチャイルド) *人間関係によるストレス(神経の衰弱) *お注射やお薬による障害(医原病) *ホルモン・内分泌の問題(感情、チャクラの問題) *血液の循環障害、冷え、血液の濁り(瘀血) *骨盤内組織の問題(子宮筋腫、内膜症など)(「慢性マヤズム」による障害) ※「慢性マヤズム」とは、両親から引き継がれた負の遺伝傾向です。 ~*~*~*~*~*~*~ ■自然療法で妊活・体質改善プログラム 南の島の自然療法院は、「自然療法で妊活・体質改善プログラム」を行っております。 薬草療法・ホメオパシーといった「伝統医学」とカウンセリングをもちいて、 安心安全に不妊の原因を取り除き、女性の「産む力」、胎児の「生まれる力」を後押しするプログラムです。相談会のご予約時にコメントくださいませ。