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自然療法家の原点① シャーマンによる沖縄の伝統医療「悪霊払い」

コラム

こんにちは自然療法家のシンジョウ🌺です。

日本では、夏になると怪談話が多くなりますね。

なぜ、夏になると雑誌やテレビで心霊特集が組まれたり、ホラー映画が公開されるのでしょうか?  それはおそらく、8月の年中行事「お盆」と関係しています。

お盆とは、古くから「あの世」から祖先の霊が帰ってくるのをお迎えする行事。言い換えれば、我々は「死者の霊魂」に迎え火やお供え物をしているのです。

夏は、我々の住む世界と霊界とが近くなる季節。だから怪談話が多くなるのではないでしょうか。

という事で、夏に相応しく、霊的な話をしていきます。

現代社会は表向きは「科学万能の時代」。霊魂や幽霊といったものは科学的な証拠がないから「存在しない」とされます。

でも、「霊なんて存在しない」と言っている人も、お正月は神社を参拝し、苦しい時だけは神頼みしますね(笑)

表面的にはどうであれ、霊的現象は古い書物にも数多く記載され、文化や慣習として受け継がれている側面もあります。多くの日本人は、古代から伝わる霊魂の話を、心の奥底では信じているのかもしれません。

沖縄の「悪霊払い」と「ユタ」と呼ばれるシャーマン

さてここからは、私の幼い頃の原風景のお話です。

悪霊払いと聞くと映画「ポルターガイスト」や原始的な加持祈祷(かじきとう)を思い出す方もいるでしょう。

私が幼い頃、出身地の沖縄では悪霊払いは日常的に行われている普通の風景でした。

発熱すると、両親は小児科病院に連れて行くまでは、日本中でみられる風景です。

でも、3日以上発熱が続くと「これは、ただの風邪ではないかもしれない」と考え、「ユタ」と呼ばれる霊能者を家に呼んでくるのです。

そうして、高熱で横たわる私にユタが野草を振り回しながら祈り、お塩とお酒で儀式を終えると、不思議な事に熱は下がりはじめ、次の日はピンピンした記憶が何度かあります。

今の私は薬草と伝統医療のホメオパシー、カウンセリングを武器に、自然治癒力を操るプロの治療家となりました。今振り返ると、幼い頃の不思議な体験の数々が活動の原点だったのだと思います。

次回は、沖縄に古くから伝わる諺(ことわざ)「医者半分、ユタ半分」の話ですお楽しみに。

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