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【インド】ワクチン完了率10%未満で7割に抗体!「集団免疫」達成か?! ワクチン VS 自然治癒力

コラム

こんにちは、自然療法士のシンジョウ🌺です。

2021年、日本の夏が終わろうとしています。連日連夜、コロナとの戦いばかりが報道され「旅行自粛」「祭り自粛」はもちろん「お盆の帰省」も控えて!と2年連続ストレス夏でしたが、あなたの夏は、どんな夏だったでしょうか?

今回は、世界中がコロナウイルスの恐怖とワクチン接種の必要性が叫ばれる中、ワクチン完了率10%未満のインドが、新型コロナウイルス-デルタ株に対する「集団免疫」を獲得した模様というニュースが世界中を驚かせております。この話題を、自然療法士の観点から眺めていきたいと思います。

【インド】 主要8州で抗体保有率が約70%!

日本国内のニュース(ANN NEWS 2021年8月22日)では、ロックダウンが解かれ、多くの人々でにぎわうマーケット、ショッピングモール、アルコールが解禁されたレストランやバーを紹介しています。

信じ難い事ですが、4ヵ月前の4月下旬、新型コロナ デルタ株の感染爆発が起きた際には、感染者が1日40万人となり、火葬も追い付けなかったとか。

インド政府 専門家会議のアミット医師は、主要8州で抗体保有率が70%となった事はインドが「集団免疫」を獲得したことを意味し、感染者が激減した事の理由の1つだとコメントしております。

同医師は、インドでは現時点で40万人以上の犠牲者をだしました。「自然感染」で「集団免疫」を獲得しようとすると大きな犠牲を払うことになります。絶対に参考にしてはいけませんと語っています。全体的には、大手メディアらしくワクチンによる免疫獲得をお勧めしますという内容となっています。

別の報道(Natural News 2021年7月22日)では、インド医学研究評議会(ICMR)が2021年6-7月に血清調査を行った結果、インド全土では67.6%が抗体を持っている事が判明したとあります。調査はインド21州の70地区から36,227人が参加する大規模なもので、ちょうど、「壊滅的」とも言われた新型コロナの第2波が後退した時期に行われたものという事がわかります。

Study: 2 in 3 Indians have natural immunity against coronavirus, meaning “herd immunity” is already achieved – NaturalNews.com
The latest sero survey conducted by the Indian Council of Medical Research (ICMR) found that at least two in every threeRead more...

驚き!ワクチン未接種者の3人の2人が自然免疫を獲得していた!

興味深い事に、インドではワクチン・キャンペーンが行われているにも関わらず、ワクチン完了者(2回摂取)は人口のわずか6.5%。1回のみの接種の方は人口の約4分の1と非常に少ない状況です。

にもかかわらず、大規模調査では「ワクチン未接種62%が抗体を持っていた」と報告されています。この事は過去にウイルス感染し、回復、自らの力で免疫を獲得した事を示しています。これがアミット医師がおすすめしない「自然感染」による免疫の獲得です。

別の言い方をすれば、自然治癒力(自己治癒力)で新型コロナ(デルタ株)を乗り越えた方々、生き残った方々という事ができます。

無情に聞こえるかもしれませんが、強い感染症が流行した場合、生物学的には弱い個体は自然淘汰され、強い個体だけが生き残り、子孫を残す。これが自然の状態で、その事により〝そのウイルスに抵抗を持つ子孫”が生まれるのです。

ワクチン接種を行っていない多くのインド国民は、これまでの人類の歴史そのもの、人間の進化そのものを選択し、身を委ねているという事ができるかもしれません。

インド人の自然療法の盛んな国です。政府の中にもホメオパシー、アーユルベーダ、ユナニ、ヨガで国民の健康増進を推進する伝統医学省(AYUSH省)が存在だけでも驚きですが、国民の49%が自然療法、代替療法を使っているという統計がある事は更に驚きです。ワクチン未接種の方々は、何も対策をしなかったのではなく、何らかの自然療法で治癒力を高めていたのではないでしょうか。

今後、インド国内でのデルタ株は、普通の風邪のようになるかもしれませんし、また変異して猛威を振るうかもしれません。今後もインドに注目です。

ワクチン VS 自然治癒力  自然感染で獲得した「免疫」の方が遥かに優れている事が科学的に判明!

それでは、ワクチンで与えられる免疫と、感染して獲得する免疫はどちらが強いのか?

免疫の専門家が興味深い事を語っていますので紹介します(BBC NEWS 2021年8月23日)。

英エディンバラ大学のエレノア・ライリー教授はワクチンより、感染して克服した場合の方が、ウイルスが変異した時でも免疫系の反応範囲が広いと語っています。つまり、感染して克服した方が強い抵抗力が獲得できる可能性があるという事になります。

要約すると、コロナ感染予防のためにワクチンが標的にしているのは1つのスパイクたんぱく質だけれども、ウイルスが変異すれば効果は薄くなり、毎年ワクチンを接種しなければ予防できない状態が長期間続く可能性がある。感染経験があれば、たった1つのスパイクたんぱく質以外にも免疫が反応する。ウイルスが新しい変異株に変わっても免疫は維持されるかもしれないという事です。

新型ウイルスへの免疫、追加する最善の方法は? - BBCニュース
感染やワクチン接種によって多くの人が新型コロナウイルスに対する免疫を獲得したイギリスでは、追加接種や子供へのワクチン接種について議論が起きている。

「ワクチンVS自然治癒力」このテーマについて、イスラエルでも研究が行われました。250万人分という圧倒的なデータ解析から得られた結果は、自然感染した方がワクチン接種を受けた人よりも、コロナウイルスーデルタ変異株に対して免疫が強化され、深刻化して入院する可能性がはるかに低かった。この研究は権威ある科学誌「サイエンス」にも掲載されました(Science 2021/08/26)。

この論文で非常にショッキングなデータがあります。ワクチン接種した人は、コロナウイルスに感染しワクチン未接種の人々(=自己治癒力で免疫を獲得した人)よりも6〜13倍感染する可能性がある。それだけでなくコロナの症状を発症するリスクは27倍高く、入院のリスクは8倍高かった。

連日、コロナの感染状況ばかりを報道するメディアは、なぜ、こんな重大な結果を取り上げないのでしょうか?

Just a moment...

ワクチン完了率7割の国でも感染拡大

その見解を示すように、ワクチン接種完了者78%のシンガポール、約80%のマルタ、約75%のアイスランド共に7月に入り感染者が増加。ワクチンを接種した後に感染する「ブレークスルー感染」も広がり、アイスランドでは感染者の77%は接種者とされています。

ワクチンで「集団免疫」を獲得するには、90%近い接種率が必要(米感染症学会)と言われたり、「集団免疫」獲得は95%の接種率でも駄目だろう(米メイヨークリニック)など絶望視する声も上がりはじめました。

お探しのページが見つかりません|京都新聞
接種率78%「イスラエル」で死亡者増加のなぜ
今年春、ワクチン接種を驚くべき速度で進めたイスラエルは新型コロナ対策の世界的模範と目されていた。感染者は大幅に減り、接種完了者は電子的な接種証明書「グリーンパス」を提示することで屋内のコンサートやス…

(まとめ)なぜか報道されない第2の選択肢

日本の報道ではコロナで重症化したり亡くなった人ばかりの報道が強調され、解決の選択肢としてワクチンの種類や説明だけが行われます。でも、本当に大事な事はコロナ患者に濃厚接触したにも関わらず、発症し重症化する人がいる一方、軽い症状で済む方や発症すらしない人がいる事は、なぜか?という事ではないでしょうか。なぜか、大手メディアの報道では無視され、注目される事はありません。

ウイルスに触れたにも関わらず、違いがでるのはなぜか?それが「自然治癒力(自己治癒力)」の強さの違いです。

決してワクチンを否定しているのはありません。大手メディアでは取り上げない、2番目の選択肢として、治癒力を高める「自然療法」がある事をお伝えするものです。自然療法とは、薬草を使った昔ながらの民間療法食養生に始まり、ホメオパシー、漢方、鍼灸など様々なものが日本には存在します。

新時代が幕を開けました。新しい時代が、これまでの時代とは明らかに違うのは「自分と家族の健康は、自分で守る時代!」という事です。政府も専門家の導きが正しいとは限りません。あなた自身で考え、あなたなりの結論を導きだす事が必要な時代なのです。