プロフェッショナル・セラピスト後進育成の場として開設した「新城ゼミ」。今年度は4月25日よりスタートしました。今年のゼミも国際色豊かで、日本全国だけでなくアメリカの2つの州からの参加者もあり、世界を繋ぐグローバルな学びの場となりました。
今年度のテーマは「チャクラ心理学」。
古代インドから続く長い歴史と膨大な体系を持つ「チャクラ」を柱に、関連する「心理学」の項目を1年間を通して統合して学ぶという試みとなります。
このゼミの大きな特徴は受動的な学びだけでなく、呼吸法やジェムレメディー(宝石レメディー)をとるワークショップと共有の時間がある事です。ご自身の体験を皆に共有し、気持ちや意見を交換し合う事で、より深い理解へと進むのです。
そして、チャクラの学びを深めるだけでなく、自分自身の浄化に繋げる事を課題としています。それは「ナディ」と呼ばれるエネルギーの通り道を浄化する事でもあり、その通路を詰まらせている抑圧した感情と自分を縛るパターンに気づき、手放す事でもあります。
第1回目は「チャクラ心理学」に入る前の基礎の基礎。
「マクロコスモスである大宇宙はミクロコスモスである人体に照応している」というエネルギー医学の観点から学びを深めていきました。
導入部分を少しだけ紹介します。
プラーナ(prāṇa)別名:気 意味:生命の源
サンスクリットで「呼吸」「息吹」を意味し、生き物 (息物) の生命力そのものです。
あなたが今、生きているということは呼吸をしているということです。
今、この瞬間も、あなたは呼吸を通してプラーナを取り込み「生命力」に変えているのです。
空にたくさんの小さな光の粒が動く様子を見た事がある方はいますか?
見える方、見えない方がいるようです。
一説によれば、この動く光の粒がプラーナだといいます。
プラーナは肉体が必要とする酸素や窒素、二酸化炭素ではなく、人間のエネルギーの体(微細身)が必要とする生命エネルギーの源です。
この光の粒子に見えるプラーナは、あなたの呼吸を通して光の体(霊的な体)に取り込まれ、エネルギーの通り道(ナーディ)を流れ、全身に送り届けられ健全な精神の進化と肉体の健康を支えています。
プラーナに近い概念は世界中に存在します。日本や中国では「気」。チベット仏教の「ルン」。ポリネシアの「マナ」。ギリシアの「プネウマ」などです。ホメオパシーでは自己治癒力を「バイタルフォース」と呼びますが、これも同じ概念を含んだものです。
プラーナの多い場所、少ない場所
山や川、海、鎮守の森に囲まれた神社に行った時、心が軽くなったり、癒された経験がある方はいませんか?
それはプラーナが多い場所に行ったからです。
逆に、プラーナが少ない部屋の観葉植物は枯れやすかったり、ぬか漬けなどが発酵せず腐敗しやすくなります。
プラーナが少ない土地に住む人は、疲れやすい。イライラや悲しみにとらわれやすい。人間関係のいさかいが絶えない。子どもができない。精神疾患などがおこりやすいといわれます。
このような場所を日本では「気枯れ地(穢れ地)」といいます。
言葉通り気(プラーナ)が少ない土地を穢れ地と呼んだのです。
【お知らせ】
ご要望により新城ゼミへのお申込みを5月末日までに延長いたします。
終了した講義は録画をご覧いただく事が可能です。
ご興味のある方は、以下のリンク先をお読みになり、ご検討ください。
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