☎TEL:098-988-5597 受付時間:平日9時~17時

「皮膚の守護神」カレンデュラ

コラム

カレンデュラは古代ギリシャ、古代エジプトなど古い時代から薬草として用いられ、多くの人を魅了してきました。「花をみているだけで視力が良くなる」「気分が明るくなる」と記されている薬草書さえあります。
実際、この花を花瓶にさすと、部屋が明るくなるから不思議です。

西洋社会では「マリーゴールド(聖母マリアの黄金)」とも呼ばれ、多くの人々から愛され、親しまれてきました。

もう1つの別名は「太陽の花(サンフラワー)」。
古い時代、カレンデュラのオレンジ色は「太陽のような黄金色」に例えられ、太陽の力が宿ると考えられていました。それもそのはず、日の出と共に開花し、太陽の動きを追うように花の向きを変え、日没にあわせて花弁を閉じる不思議な性質を持っています。

肌を再生させる強い効果から「肌の守護神」とも呼ばれてきました。

現代では、皮膚を強力に再生させる力は、花の色素成分でもあるカロチノイドである事が判明しました。この成分は体内でビタミンAに変換され、傷ついた皮膚や粘膜を修復してくれるのです。

症状毎の使い方

切り傷・すり傷

患部の洗浄:マザーチンクチャー
患部の保護:カレンデュラクリーム

喉の痛み、風邪のひきはじめ

うがい(マザーチンクチャーを薄めて使用)

皮膚の炎症

カレンデュラクリーム

授乳中の乳首の痛み、かさぶた

カレンデュラクリーム

膣カンジダ

布ナプキンにマザーチンクチャーを数滴

抑うつ、不安と緊張

浴槽にマザーチンクチャーを30~50滴いれ入浴