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毒を以て毒を制す?ホメオパシーが“やさしい療法”と呼ばれる理由

コラム

こんにちは。自然療法セラピストのシンジョウ🌺です。

突然ですが、「毒を以て毒を制す」ということわざをご存知でしょうか?

本来は、「毒にあたったときには、別の毒で打ち消す」といった医学的知恵から生まれた言葉で、
転じて「悪を抑えるには、同じような悪をもって対処することも時に必要である」という意味で使われてきました。

一見すると力と力のぶつかり合いのようなイメージがありますが、
この発想は、じつは“癒し”の世界にも通じる部分があります。

今回はこの言葉を入り口に、
ホメオパシーという自然療法の仕組みと、
それがなぜ“やさしい療法”と呼ばれるのかを、
たとえ話や日常の視点を交えながらお伝えしていきます。

「毒」が「守り」に変わるとき

「毒を以て毒を制す」という発想は、現代社会のさまざまな場面に生きています。

盗人の番には盗人を使え

犯罪者の心理や手口を知っているのは、実は元犯罪者自身。
現代では、有能なハッカーがセキュリティの専門家「ホワイトハッカー」として活躍する例もあります。
“危険”だった経験が、“安全”を守る知恵に変わる──まさに「毒が薬になる」瞬間です。

楔(くさび)を以て楔を抜く

硬く打ち込まれた楔は、同じような楔を打ち込むことでしか抜けません。
人の心にも似たことがあります。
たとえば、過去の失恋の傷を癒したのは、やはり新しい恋だった…
あるいは、頑なだった親を説得できたのは、自分の頑固さを受け継いだ子どもだった…。
同じ性質を持つものが、心の奥深くに刺さった“感情”や“思い込み”を動かすきっかけになることがあるのです。

このように、「似たものが似たものを解く」という考え方は、ホメオパシーの「同種療法」にも深くつながっています。

毒と薬は紙一重──主流医学の中の「毒を使う知恵」

医学の世界では、「毒を以て毒を制す」は今も現実に使われている考え方です。

たとえば、がん治療に用いられる抗がん剤は、細胞分裂を妨げる強い毒性を持ちます。
それによってがん細胞の増殖を止める一方、正常な細胞にもダメージを与え、脱毛や吐き気といった副作用が起こります。

植物由来の薬にも、こうした「毒を薬に変える」知恵が詰まっています。

  • トリカブト:猛毒だが、漢方では加工され「附子」となり、冷えや痛みに使われる
  • ジギタリス:心臓毒性を持つが、微量であれば心不全の治療薬に
  • ケシ(アヘン):依存性がある一方、強力な鎮痛薬として医療現場で活躍

これらに共通するのは、量や加工方法によって“毒”が“薬”へと変わるということ。
使い方ひとつで、強い力は「助け」となるのです。

ホメオパシー──毒を“毒でなくす”アプローチ

ホメオパシーは、「毒の力を使う」発想を、
さらにやさしく、繊細に進化させた自然療法です。

その基本原理は「同種の法則(Similia similibus curentur)」
ある症状を引き起こすものは、その症状を癒す力も持っているという考え方です。

たとえば、タマネギを刻むと涙や鼻水が出ますよね?
この作用は、花粉症や風邪の初期症状とよく似ています。
ホメオパシーでは、タマネギから作られたレメディー(Allium cepa)をそのような症状に用います。

そしてホメオパシー最大の特徴は、その製法にあります。

原物質を**何度も薄めて(希釈)振って(振盪)**活性化させることで、
物質としての毒性はもはや含まれておらず、情報やエネルギーのレベルで作用するレメディーが生まれます。

トリカブトが「アコナイト」に変わる

先ほど登場した猛毒のトリカブトも、ホメオパシーではレメディー「アコナイト(Aconite)」として用いられます。
これは、突然の恐怖、ショック、急な高熱に対応するやさしいレメディー。
毒としての強さを完全に手放し、“気づきのスイッチ”として再生された存在です。

日常にもある「似たもので癒す」感覚

実はこの“似たもので整える”という感覚は、私たちの日常や昔ながらの知恵の中にも生きています。

ヒリヒリにはヒリヒリ?

喉が痛いときにショウガ湯を飲むと、さらにヒリヒリしますよね。
でもその刺激が、体に「ここに炎症があるよ」と知らせ、自然と治る力が働きます。

冷えには冷水?

お風呂上がりに冷水をかぶると、一瞬は寒いのに、そのあと体がぽかぽかと芯から温まってきます。
冷たい刺激が、体の「温めよう」とする働きを引き出すのです。

子どものかんしゃくにイライラ…それ、あなたの“内なる毒”かも

子どもの大声や怒りに強く反応してしまうとき、
実はそれが、自分の中にある「本当は怒りたかったのに怒れなかった感情」を映していることがあります。
外の“刺激”が、自分の“抑え込んでいた感情”に気づかせてくれる──
それは、まさにホメオパシーの作用そのものと似ています。

おわりに──毒を“敵”にしない、という選択肢

「毒を以て毒を制す」。
この言葉は、かつては「強いものには強いもので対抗する」という力の象徴でした。

でもホメオパシーは、この発想をもっと穏やかに、もっとやさしく、
「毒を敵にしない知恵」へと進化させました。

毒を毒のままではなく、ごくごく微細な情報として再構築し、
それを通して、私たちの中に眠る**“治る力”をそっと目覚めさせる**
それが、ホメオパシーの“やさしさ”の正体です。

もしかしたら、あなたの中にも「気づいてほしい毒」があるのかもしれません。
ホメオパシーは、あなたの中の毒を否定することなく、
静かに「気づき」と「調和」を与えてくれる“やさしさ”があるのです。


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