自然療法家のシンジョウ🌺です。
3月の下旬といえば卒業シーズンが終わり、新しい年度が始まる時期ですね。
入学、進級の春。期待と不安の入り混じった気持ちを親子で感じている方はいませんか?
今日は、子どものいる方向けの話。自然な育児がテーマです。
これまで、いろいろな年齢の子どもを持つママさん達から相談を受けてきました。
病気と学校に行けない悩みが一番多いのですが、他にも成績が悪い。片付けしない。体が小さいなど様々です。反抗ばかりするという悩みがある一方、虚弱で何も主張しないという悩みの方も。
子育ての悩みを抱えるママは、とても教育熱心で「努力家」で「責任感」の強い方が多いもの。そのようなママさんに共通するのは、子どもが幼児から少年へと成長し、自分で考え、自分で決めなければいけない問題、解決しなければいけない問題に口を出してしまう事です。
そんなママは熱が入れば入るほど「もっと勉強しなさい」「もっとやる気をだしなさい」
「男の子(女の子)らしくしなさい」「~は失敗するからやめなさい」「なぜ○○できないの」「あなたのために言っているのよ」というセリフが多くなるもの。
「~すべき」が多ければ多いママほど、「子どもが悩み」となり、イライラする事が多くなる。
でも、子どものためを思い頑張って言い続ければ続けるほど「言わないとやらない」、もしくは、「反発ばかりする」という悩みの方はいませんか?
子どもの意識は年齢と共にどんどん変化していきます。親が変化に気づかず、いつまでも過干渉でいると子どもは自分の好きな事、嫌いな事がわからなくなる。
子どもは「自立」の芽を摘まれてしまうと自分自身で考え、自分で決断する力、転んでも立ち上がる力が育たない。
そんな子どもが社会人になりと、仕事や人間関係のトラブルに苦しむ事になります。
自分のやりたい事をする、好きな物を買うとなぜか罪悪感を感じる方は多いものです。
また、占いにはまったり、支配的な会社やパートナーと一緒になる傾向がある方は、無意識に人生の選択を誰かに決めて欲しいと思っており、支配される事に居心地の良さを感じてしまう方がいるものです。
では、ついつい過干渉になって、子どもの「自立」の芽を摘んでしまっていると感じたママはどうすればいいのでしょうか?
そんな時は「子どもの、できない」に目をやるのではなく、自分の言動の「動機」に目を向けてほしいのです。
そのようなママの中には「子どもが○○できないのは、母親の教育が悪いからだ」と指摘される事を恐れるあまり過干渉になっている方がいるでしょう。
または、私は学歴で辛い経験をしてきたから「子供には絶対に苦労させたくない」という気持ちや「心配で心配でたまらない」という不安から干渉が強くなっているのかもしれません。
あなたはどちらですか?
でも、もし子どもに問題があった時に「母の教育が悪いからだ」と言う方を恐れているとすれば、その方は「そもそも、子どもを知らない方」の言葉だと理解するとよいでしょう。
子どもは、親のプログラムで動くロボットではありませんし、思い通りにあやつれるペットでもない。
まず、「子育てはそんなに単純ではない」、「子供の問題のすべてがママの責任ではない」と思うと心にゆとりが生まれ、強い不安が少し静まると思います。
では、ママは何ができるのか。
これまでのように「子どもが悩み」と感じるのではなく「子どもの悩み」に関心を持つ事。
それには、子どもと同じ目線で感じ、話を聴く事。そして、一緒に考え、励ます事です。
「一緒に考えてみようよ」「前より、できるようになったじゃない」
「大丈夫よ、失敗は成功のもとっていうじゃない」
なんて会話は子どもに勇気を与えます。
南の島の自然療法院では、カウンセリングと自然療法で子育てをサポートしております。
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