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「鼻詰まり」の自然療法

今回のテーマは鼻詰まり。

大人にとっては大した悩みではないかもしれませんが、赤ちゃんの鼻詰まりは深刻な悩みになります。
鼻が詰まるとミルクを飲むのも一苦労。夜もぐずってなかなか眠れない。母親も一緒に苦しくなりますね。赤ちゃんはまだ鼻をかむことができず、口呼吸も苦手で、この不快感から逃れる術を知らないのですから仕方がありません。

赤ちゃんの小さな鼻の穴は、ちょっとした気温の変化で粘膜が腫れやすく、息が苦しくなってしまうことがあります。

でも、鼻詰まりは、あなたの温かい自然なケアと少しの工夫で緩和できる問題です。
赤ちゃんの快適な呼吸のために、一緒に頑張りましょう。もちろん、大人の鼻詰まりも方法は同じですのでお試しください。

民間療法(Folk remedies)

刻みタマネギ

鼻詰まりの時、昔の人たちは刻んだタマネギを枕元に置いて寝たそうです。
私自身も、子どもにも使ってみましたが、よくききます。
あくまで、鼻詰まりで寝苦しい状態を、一時的に緩和させるものです。
個人差はあると思いますが、お金もかからないし、試してみる価値はあるでしょう。

タマネギには硫黄化合物が含まれています。
これが鼻涙管を刺激して涙や鼻水を引き起こすことで、鼻の通りが刺激されて一時的に鼻が開くと言われます。

【使い方】
1.新鮮なタマネギを細かく刻みます。
2.刻んだタマネギを小皿に入れ、寝室などの部屋に置いておく。

鼻・蒸しタオル

温めた濡れタオルを鼻に当てる蒸しタオルは、鼻の中に湿り気を与え、血行を良くして鼻詰まりを解消する方法です。特に鼻が冷たいと感じる時や、鼻をかんでも詰まりが解消されない時に効果的です。

【使い方】
1.40~50℃のお湯に浸したタオルを軽く絞る(または、水で濡らしたタオルをレンジで30秒~1分間温める)。
2.やけどに注意しながら、タオルを鼻の付け根から鼻の穴にかけて当てて、鼻呼吸を行う。

指圧(Shiatsu)

わきの下を圧迫すると、反対側の鼻の通りが良くなることがあります。これは、圧迫することで交感神経が活性化し、鼻の粘膜の血管が収縮するからです。つまっている鼻の反対側のわきの下を、ボールやペットボトルで圧迫すると効果的です。数分以内に改善する場合もあります。

【使い方】
1.ボールか500mlのペットボトルを脇の下にはさんで内側に押しつける(脇の下から指3本の位置が目安)。
2.はさんだ腕を体側にグッと引き寄せ、20~30秒間キープする。

※ポイント①:鼻詰まりを感じている鼻とは反対側の脇に挟みこむ事。
※ポイント②:両鼻が詰まっている時は、両側の脇に同時に挟むのではなく、片方ずつ圧迫する事。

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