あなたは備蓄していますか?災害時に一番必要とされる医薬品を

自然療法 治療家のシンジョウ🌺です。

8月8日、宮崎県で震度6弱の地震が発生した事をうけ、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。不安を感じたという方はいらっしゃいますか?

近年、地震の発生回数が増加しています。震度4以上の地震が全国規模で確認されています。日本全土が地震のリスクにさらされている今、災害への備えがますます重要です。

災害時に備えて日頃から非常食や飲料水を用意している方は多いと思いますが、医薬品の備蓄についてはどうでしょうか?

今回は、災害への心がけについてです。

目次

災害時に最も必要とされる医薬品とは?

災害時に必要とされる医薬品は、状況に応じて異なりますが、その中でも「抗生物質」が非常に重要な役割を果たすことをご存知でしょうか。抗生物質は、細菌による感染症を防ぎ、命を守るために不可欠な医薬品だとされます。

実際、2010年のハイチ地震や2004年のスマトラ沖地震の際、多くの被災者が細菌性の感染症に苦しみ、抗生物質が非常に重要な救援物資として大量に必要とされました。

災害が発生すると、衛生環境が一気に悪化します。水道が止まり、トイレの衛生状態が悪くなるだけでなく、避難所生活では多くの人が密集するため、感染症のリスクが大幅に増加します。また、地震や台風などの災害による外傷も感染のリスクを高めます。このような状況下で、傷口や外傷からの感染症や、避難所での集団感染を防ぐために、抗生物質が重要となります

抗生物質を備蓄する事は・・・不可能

しかし、抗生物質は処方薬であるため、個人が事前に備蓄することができません。

そして、大きな災害が発生した場合、病院自体も被災して機能不全に陥っている可能性があります。さらに、無事に病院までたどり着けたとしても、医師や看護師は急患や重症患者の対応に追われており、全ての患者に十分な対応をすることは難しいのが現実です。

いざという時に抗生物質を手に入れることができないとなると、感染症のリスクが高まり、命に関わる事態が発生する可能性があります。

では、こうした状況にどう対応すれば良いのでしょうか?そこで重要になるのが、「自然療法」です。

自然療法が災害時に役立つ理由

自然療法は、自然の力を活用して健康を維持する方法です。災害時には、医療機関が機能しない、あるいは薬が不足することが予想されるため、自然療法が一つの選択肢として注目されています。

自然界には、抗菌作用を持つ植物や、免疫力を高める薬草が存在します。そして最大の利点は処方薬とは違い家に備蓄する事がでる事。

例えば、庭にハーブを植えていれば、必要に応じて使う事もできます!ハーブのエキスを抽出したチンキ(マザーチンクチャ)やオイルのような製品なら、保存しやすいし、いざという時でもすぐに使う事ができるでしょう。

これらを適切に活用することで、災害時にも自己ケアが可能になります。また、ホメオパシーなどの自然治癒力をサポートする療法も、災害時の病気や怪我、健康維持に役立つでしょう。

例えば、抗菌作用を持つ植物を利用することで、軽い傷や擦り傷を消毒し、感染を防ぐことができます。免疫力を高めるハーブを取り入れることで、感染症に対する抵抗力を強化することができます。さらに、ホメオパシーは自然治癒力を促進し、身体が本来持つ回復力を引き出す助けとなります

災害時に備えてできること

今からでもできることは沢山あります。まずは、災害時にすぐに使える自然療法を学ぶことは重要です。これらの知識があれば、いざという時に冷静に対応でき、家族や自分を守るための行動がとれます。

私たちが考えるべきことは、単に医薬品の備蓄だけではありません。日頃から自然療法を生活に取り入れ、経験を積む事。軽い症状なら自分で対処し克服できる自信をつかんでおく事。

その知識と経験、心のゆとりは、自力での克服を求められる災害時に大いに役立つでしょう。

2024年9月セミナーを行います。

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この記事を書いた人

自然療法セラピスト。
統合医療専門校で教育に携わり、自由が丘でサロンを運営。現在は沖縄を拠点に、インナーチャイルドやアダルトチルドレンによる「生きづらさ」「体調不良」を自然療法と対話でサポート。本来の自分を取り戻すお手伝いをしています。
南の島の自然ケアサロン 主催
元統合医療専門校講師
日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)


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